「この子は私が引き取って育てます」と宣言した私、歌枕綾子、30代半ば。
亡くなった姉夫婦の娘を引き取ってから、もう十年が経ちました。
高校生になった娘は最近、幼馴染の左沢巧くんととても仲が良さそうで、もしかしたら恋人同士になるかも?なんて思っていました。
タッくんは本当に良い子だし、もしそうなったら大賛成!
ところがある日、彼から「話がある」と呼び出されました。
まさか「娘さんを僕にください」なんて言われるのでは?と少し早とちりしていたら――
「綾子さん……俺、ずっとあなたが好きでした。俺と付き合ってください」。
……えっ?娘じゃなくて私!?
隣に住む男の子が想いを寄せていたのは、まさかの私だったなんて!
姉の娘を育ててきた女性と、その彼女に長年片思いしていた少年。
二人の想いが交錯する年齢差ラブコメディが、ここから始まります!